敬老乗車証を守るさらなる運動を!6月21日の教育福祉員会「敬老乗車証制度を取り巻く課題等について」の報告

2017年06月21日

6月21日の教育福祉員会で、「敬老乗車証制度を取り巻く課題等について」の報告がありました。

内容は高齢化が進む中で、今後京都市の負担が増える。持続可能なものとするために、京都市が考える課題と基本的な考え方を示すというものでした。敬老乗車制度は、「市独自の財源で実施している一番経費の高い制度で、今後その負担がさらに増える」「若い世代との世代間の公平性の確保が必要」などの説明の上、利用毎の相応な負担をお願いする。具体的な内容は未定。負担が増える人もあるが、負担金が高くて利用しなかった方にはメリットがある」と説明ました。

 委員会では、年金者組合や日本共産党市会議員団などで行った「敬老乗車証の利用調査」の結果を紹介し、乗る毎の負担金では、利用の手控えが起こること、敬老乗車証を使用し出かけることによる経済効果もあり、高齢者の社会参加に大きく寄与していることなどを示し、改悪をするなと追及しました。若い世代の方と高齢者をわざわざ、対立させようと誘導しようとしてることも問題です。若い世代の方も高齢者の皆さんが敬老乗車証を使って、元気に暮らしていくことを望まれていると思います。若い世代もやがて、高齢者になった時に利用する制度が悪くなることを望む方があるでしょうか・・・。

 自民党議員からは「一定の見直しはやむを得ない」と質疑がありました。

 今こそ、署名や宣伝など、敬老乗車証を守ろう!の運動を強化しましょう!

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