大宮交通公園 蒸気機関車里帰り

2019年09月01日

今日は大宮交通公園内にある蒸気機関車c-160を加悦鉄道にお返しすることになり、里帰り式が執り行われ参加しました。

この蒸気機関車は昭和44年に大宮交通公園がオープンするにあたり、譲渡されたものですが、この度大宮交通公園がリニューアルするにあたり、公園内に作られる北消防署に約3000㎡が割かれるため、手狭になるということとがあると思います。

私はちょっと複雑な気持ちで式典に参加しました。この間、手入れが行き届かず、トラロープを張り、乗り込めなくなっていました。こんな状況でお返しするのはどうなのかと思っていましたが、加悦鉄道保存会の理事長さんや保存会の方のお話によると、物資がない戦時中に作られたので、安上がりで、デザイン性にも欠けるものだそうですが、希少価値があるようです。ので、里帰りは喜んでおられるとのことで、少し安堵しました。でも、一度は京都市いただいたもの。大切にして、未来の子ども達にも身近に、見て欲しかったと思います。

移設にかかる費用として、一般社団法人都市整備公社から200万円寄付されました。整備されてから、来年に加悦鉄道博物館に展示されるそうです。

これで、交通公園にあった電車3台のうち2台がなくなり、残っているのはボロボロになってしまっているチンチン電車です。綺麗にして、是非とも残して欲しいものです。

10月から一旦閉鎖されるためか、お天気も良く、沢山の親子連れが楽しんでおられ、ゴーカート乗り場は長蛇の列ができていました。
市長や担当の局長さん達もこの状況は見られました。いろいろ考えてますから〜とおっしゃってましたが…どうなることやら〜
しっかりと地域の皆さんの要望や意見を伝えていきたいと思っています。

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