学校給食が大きく前進! 教育福祉委員会報告

2014年11月05日

教育福祉委員会が開催され、学校給食における「和食」の検討会の意見を基にした「「和食」文化を伝える方向性と取組(案)」について報告があり、審議しました。

京都市の小学校給食の食器は、長い間アルマイト食器が使用されています。市議会には市民や新日本婦人の会等の団体から、食器の改善の要望が繰り返し出されてきました。この間、教育委員会はアルマイト食器について、利点が多いことや変更には多額の予算が必要という答弁を繰り返して来ました。
今年度、料理専門家や市民等からなる「学校給食における和食の検討会議」において、熱心な議論がされ、11月に意見の取りまとめが報告されました。その中には、今後検討すべきとされた取組に「豊かな食文化の体験に向け、味わいを感じることができる食器への更新をすすめる」が示され、5日に開催された教育福祉員会では、玉本なるみ市議の「すべての学校で更新するのか」という質問に対して、アルマイト食器からペン食器等の食器に年次計画を立て、更新していく方向性を示しました。
さらに、委員会審議の中で、京都の伝統地場産業である漆器や清水焼等の食器の導入についても、ランチルーム(学校に1教室ある)等で導入できないか研究していきたいと答弁がありました。
日本共産党市会議員団は、早期のアルマイト食器の更新や清水焼食器などの導入の具体化、中学校給食の全員給食の実施や地産地消の推進も含めて、京都市に対して、「豊かな学校給食をめざして」申し入れを行いました。
尚、12月9日まで、京都市教育委員会は意見募集を行っていますので、どしどし意見を上げてください。

申し入れ文書はこちらです。

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