予算審議 交通局:高校生の市バス定期が高い!

2020年03月04日

「高校生の市バス定期」が一番高い?!

北区原谷地域から西京区の私学の高校に通う生徒さんのお母さんから相談をいただきました。なんと、市バス⇒阪急電車⇒市バスの行程で、高校まで通っておられ、当然定期を購入しておられますが、その定期代が高いというお話でした。
高校生=15400円(通学定期6300円+阪急1900円+通学6840円)
大学生=12700円(市内フリーと桂~洛西定期10800円+阪急1900円)
通勤定期=14500円(市内フリーと桂~洛西定期12600円+阪急1900円)

 通っておられる高校のある地域が、均一区間地域でなく、調整区域(バス代が距離で変わる)ため、高くなっています。京都市は大学生にはお得なフリー定期券を作っていますが、高校生には適用しません。交通局の審議で、「このような費用の格差がある事を知っていたのか」という質問に「知っていた」と答弁し、逆に解決していないことに問題を感じました。「せめて、大学生の定期の額にすべき」と追及しましたが、「民間バス事業者と協議が必要で、大学生のフリー定期の適用は考えていない」との答弁。本来は中高校生の市バス定期は割引されていて、均一区間のバスを乗るだけなら、一番安いわけですが、間に阪急電車に乗ることと、均一区間外の地域を走るバスに乗るという状況になると、高校生の場合が大人の定期や大学生の定期より高くなるということなんですが、絶対に納得できません。運動も呼びかけ、引き続き追及していきます。

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