2005/11/19(土)
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生存権裁判「三島義温さんはげます集い」に参加。
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小泉政権がすすめる福祉切り捨ては、どこまで進められるのか恐ろしい事態にあります。最低限の国民の権利として保障される 「生活保護費」が、今どんどんと削られています。北区にお住まいの三島義温さん(写真左)、山科にお住まいの松島松太郎さん(写真右)が生活保護費における老齢加算の削減・廃止に対し、京都地裁に提訴されています。 お二人が加入している生活と健康を守る会主催で、励ます会が計画され、激励に参加しました。 憲法25条の「健康で文化的な最低限の生活を」問う「生存権」の裁判です。松島さんは80歳、生活費を切り詰め、少しずつお金をため、年1回か2回の一泊旅行を楽しみに暮らしてこられました。それが、今回の老齢加算の減額で、できなくなりました。人間らしい生活を保障することが大きく問われる問題だと思います。三島さんは76歳、ご近所の高齢の方々を支え、一生懸命に暮らしておられます。2004年に17,930円の老齢加算が9,670円にされ、2005年には3,760円、2,006年には廃止となります。保護基準の切り下げもあり、来年になると月額1万8,080円、保護費の約20%の減額となります。
老齢加算は今まで無駄にあったわけではなく、加齢に伴い、生活費として必要だからこそ、あったものを無くすのは理由がありません。
怒りはあっても裁判となると精神的にも物理的にも何かと大変です。二人の勇気ある決意に感動しました。私も一緒に頑張っていきたいと決意しています。
生存権裁判を支える会にぜひ、ご入会し、応援して下さい。1口1,000円です。裁判費用と支える会の活動に使われます。北・上生活と健康を守る会にご連絡下さい。(TEL:075-822-6,038)
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